プラークとは?

プラークの説明

口の中には「口腔内常在菌」と呼ばれ多くの菌がいます。人の口の中には必ずいる菌です。
この菌がむし歯の原因や歯周病の原因になるのです。ところが、この菌は普段は口の中にいても害はありません。口の中に磨き残し(菌のエサ)があったり、体調が悪い時(免疫力の低下)に菌の量が増えて外を出すのです。

プラークコントロールの大切さ

治療で一番大切なのは、口腔内を清潔にすることです。
プラークはただの食べカスではなく、細菌のかたまりです。1mgに一億以上の、細菌(歯周病菌・むし歯菌)がいて、歯の表面に強固にこびりつき、うがいでは取れません。歯周病の原因になるのです。そんな口の中のプラーク(歯垢)を減らすことをプラークコントロールといい、プラークコントロールをしっかり行って菌の量を減らすことが、むし歯や歯周病の予防・改善になるのです。

プラークの付きやすい場所 / 歯ブラシを当てるときのポイント
歯と歯肉の境目
隣り合った歯と歯の間
奥歯の溝、前歯の裏

一生自分の歯を使うために

歯周病(歯槽膿漏)の間違った常識

  • 歯周病は年を取ってからかかる病気と思われていますが、歯周病の初期症状は10代に現れることがあります。
  • 歯は年をとると老化で抜かれると思われていますが、40歳を過ぎて歯を失う9割は歯周病という病気でぬかれています。
  • 歯周病は直らない病気、歯周病にかかったら抜くのを待つしかないと思われていますが、歯周病の原因ははっきりしていて、正しい治療を行えば治る病気です。
  • 歯周病は一般に歯肉の病気と思われていますが、歯を支えている顎の骨(歯槽骨)の病気とも考えてください。
  • 歯肉からの出血がないと歯周病にかかっていないように思いがちですが、歯肉が健康そうに見えても歯肉のすぐ下にある顎の骨がひどくおかされている場合があります。

歯周病の進み方

  • きわめて初期の歯周病は歯肉だけに病気が限局していますが、この時期には歯周病を自覚できるような症状は全くありません。
  • 少し歯周病が進むと、病気は歯肉にとどまらず骨に波及します。骨の表面が少しづつ破壊され溶けてなくなり始めます。この時期になると歯肉からの出血もありますので歯周病にかかっていることに気づきます。
  • さらに歯周病がすすむと、骨の破壊はひどく進み、歯は動き始め、歯肉から膿が出て悪臭を放つようになります。多くの人はこの時期になると歯科医師を訪ねる気になります。
  • 歯周病の末期には歯を支えている骨がほとんどなくなり、歯はグラグラ動き、ほんの少しの力でも簡単に抜け落ちてしまいます。

歯周病とは

歯周病の進み方からお分かりのように、歯周病は歯肉に病気が始まり、歯を支えている顎の骨に波及し、骨が溶けてなくなり最後には歯を失う病気です。

歯周病は早期治療が大切

歯周病は一度かかると治療しない限り自然に治ることはありません。また、ひどく進行してしまうと、どんな治療法をもってしても直すことはできません。そこで歯周病は早期に治療することがとても大切になります。